■ロシアの監獄を舞台に、なぜかお気楽な収監ライフをおくるウサギを主人公にした『ウサビッチ』。2006年秋にシーズン1が放映されるやいなや、その独特のノリや空気感にハマったファンが続出!
■陽気で優しいがちょっと間抜けな主人公「プーチン」をソフビフィギュアで商品化です。一度見たら忘れられない強烈キャラ、オカマヒヨコの「コマネチ」も付属、ゆるーくお気楽な収監ライフをおくるプーチンを存分にお楽しみください。
仕様:ノンスケール 塗装済みソフビフィギュア
『ウサビッチ』(Усавич / USAVICH)は、日本のアニメ作品。制作はカナバングラフィックス。
刑務所に収監された2匹の兎とその仲間達が繰り広げる毎日を、独特のCG表現/リズム感/突飛な笑いのセンスで、ドタバタとシュールさを兼ね備えた作風で描き出したショートアニメ。2006年にシーズン1が、2007年にシーズン2が、2008年にシーズン3が、2011年にシーズン4が、それぞれMTV Japan局のMTV FLASHER枠で毎週月曜24時55分頃から初回放映された。最初はMTVの親会社である米バイアコムが日本でスタートさせた携帯コンテンツサービスFLUXのために企画され配信された。1回当たり90秒の短い尺は、携帯電話での鑑賞を見込んだためである。ポニーキャニオンよりDVD化もされた。
なお、一部を除いて会話と言えるセリフは存在せず、主にBGMと効果音のみの内容となっている。また、シーズン1・シーズン2の最終回では「つづく」というテロップ表示がなされていたが、シーズン3以降からは削除されている。
舞台は、1961
緑と白のストライプ模様の囚人服を着たウサギ(ウサビッチZEROで元々の囚人服はほかの囚人と同じく黒と白のストライプだったが緑色のペンキを被ったことで黒の線が緑になったことが明かされた)。体毛は薄茶色。他のウサギと比べて鼻の下が長い間抜け面で、耳を結び、サンダルを履いている。囚人番号541番。本来は善良な一般市民であり、社会主義体制下で清く正しく労働に従事していたが、二日酔いでたった1日仕事をサボったために[注 1]「資本主義者」というレッテルを張られ、3年の懲役を受ける。とはいえ、毎日ただ飯が食べられるので、囚人生活に不満はない模様。1961年8月26日が出所予定日だったが、出所が間近に迫ったある日、靴を買うため監獄の壁を破壊し脱獄したキレネンコに思わず着いて行ってしまい[注 2]、脱獄犯として追われる身となる。結果、1ルーブル(日本円換算で3円ほど[1])の懸賞金がかけられた。
性格は陽気だが、少々間抜け。しかし物事の分別はあるため、いつもキレネンコの動向に肝を冷やしており、時折巻き添えを食らう破目になることもある(彼が作った物のせいで逆にキレネンコが被害を蒙る場合も多い)。また、シーズン3では、登場した際にはキレネンコの背中にしがみついて顔を覗かせて登場しているため、基本的にキレネンコに頼って生きている(キレネンコ本人は気づいていない)。ゆえにキレネンコが瀕死の状態に陥ったときには、キレネンコを必死で蘇生させようとしていた。コサックダンスが大好きで、服役中はひとりでコサックダンスに興じることもしばしば。寝ながら踊っていたこともあった。
手先が非常に器用で、愛用のレンチ1つだけで瞬時に車の修理や改造を行ったり(第22話[注 3])、変圧器を改造してメカネンコ1号を造ったり(第35話)、自分に突きつけられたレーザー銃を一瞬で無害な玩具にしてしまう(第39話)など、驚異的なメカニック技術を持っている。料理の手際もいい[注 4]。食欲旺盛でチキンやミートパイなど食べられないものはなさそうである(なぜか魚と人参のステーキは一度も食べることに成功していない[注 5][注 6])。角砂糖を後生大事に舐めていたり手当たり次第に手掴みで食べるなど食事マナーはお世辞にも上品とはいえない[注 7]。原因は不明だがしばしば下痢になる(第24話での下痢は恐らく果物に毒を盛られたため)。上記の二日酔いの通り、非常に酒に弱い体質で、たった一杯のウォッカや一瓶のワインをあおっただけですぐに酔っ払ってしまう上、酒癖もあまり良くない(-6話)[注 8]。
また、ゲームやギャンブルは好きだが運に見放されており、あり金を全て注ぎ込んではボロ負けし、毎回身ぐるみを剥がされることになる[注 9]。
リズム感覚がかなり良く、レニングラードの鳴き声に異常に驚いた後、キレネンコの放屁を契機としてダンスミュージックを始めたりもする[注 10]。登場人物の中でも声を発する場面が飛び抜けて多い。主なセリフは鼻歌(全シーズン)、いびき(第12話)、涙声(第6話など)、悲鳴(第21話など。主にキレネンコが死んだ時)、笑い声(全シーズン、かすかに「うほっ」と聞こえる)、などである。いずれも担当声優である上野の作り声であるが、地声が出たこともある(第24話など)。
また、49話ではメカネンコ1号の手品に対し「хорошо(ハラショー)」と言うなど、セリフの少ない本作において意味の通った言葉を話す珍しいキャラの一人である。
ウサビッチZEROでは、前述の通り二日酔いで仕事をサボったせいで牢獄にぶち込まれる。当初はキレネンコとは別の監房だったが、最終話でキレネンコのことを気に入ったのか、牢獄の形態が変わったのか、同じ監獄で暮らすようになる。