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『まちカドまぞく』は、伊藤いづもによる日本の4コマ漫画作品。『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて2014年8月号から9月号のゲスト連載を経て、同年11月号から連載が開始された。同誌2022年12月号にて本作が休載となったが[1]、2023年7月号より連載が再開された[2]。
架空の町「多魔市」を舞台に、突然まぞく(魔族)の力に目覚めた闇の一族の末裔であるシャミ子こと吉田優子が、闇の一族の始祖であるリリスに使命を与えられ、光の一族の末裔である魔法少女の千代田桃に勝つためにあらゆるつてを使い勝負を挑む奮闘記であり、シャミ子と桃の二人を中心とした日常生活を描くファンタジー系コメディ4コマ漫画。
本作は、舞台となる町の外では光と闇の勢力の過酷な闘争が行われていることが断片的に言及されるなど、戦闘美少女ものの設定やファンタジーの要素が詰め込まれているものの、劇中では規模の大きな戦いが起きることは少なく、基本的にシャミ子と桃のほのぼのとした日常を中心に、友人知人や町内規模のトラブルを解決す
シャミ子と同じ桜ヶ丘高等学校に通う、光の一族の巫女(魔法少女)。クラスは1年A組[40]。身長166cmで[7]、桃色のショートヘアで前髪にピン留めをしている。左利き。誕生日は3月25日、年齢はシャミ子と同じ15歳。血液型はA型。左脇腹には魔法少女同士で戦った時に負った古傷がある[41]。
クールで無表情な一方で大雑把な性格であり、物の置き場所や宿題のタスク管理にルーズ。趣味は筋トレで、魔法少女としての超人的な身体能力と筋力の併用により[注 4]、変身しなくても握力計を振り切ったり[44]、巨大な鉱山車両用タイヤを片手で持ち上げたり[42]できるほどの怪力を持つ。変身するとさらに強くなり、(第1巻時点で)6年程前に「世界を救った」経験もあるが[44][注 5]、本人は魔法少女時代にあまり良い思い出がないとして変身を極力控えていた[46]。
孤児だったが、彼女に魔法少女の素質を見いだした桜によって義理の妹として引き取られたという生い立ちを持つ[47]。魔法少女として現役だった頃にはもっと笑う柔らかな性格だったとされるが[43]、当時のことや魔法少女を引退しようとした経緯、町を守ろうとする動機などについては頑なに話そうとしない[48][49]。物語開始時点で約10年前に失踪した桜の行方を追いつつ[50]、光と闇の中立地帯となっている町のバランスを維持するという桜の役目を継ぎ[48][20][51]、一軒家に一人で暮らしている。後にシャミ子の住むばんだ荘に引っ越す。
物語の冒頭でダンプカーに轢かれそうになっていたシャミ子を救う。これがきっかけで彼女と交流を持ち始め、シャミ子がまぞくであることを知った上で躊躇なく魔法のステッキを渡したり変身したりするようになる。当初は急激にまぞくとして覚醒したシャミ子が闇に飲まれて暴走することを懸念しており[52]、またまぞくに対して不寛容な他の魔法少女によって討伐されてしまうことを防ぐために[53]、自分に突っかかってくるシャミ子をあしらいながら、彼女を鍛えさせたり守ろうとしたりするようになる。
第12話で怪我の手当を受けた際に図らずもシャミ子に生き血を奪われて魔力を吸われ、第28話でシャミ子を救出するために一時的に闇堕ちしたことで光と闇の魔力のバランスが不安定になるなど、シャミ子と関わることで魔法少女としては弱体化していく。しかし桃自身は、何もなくてもいずれ愛らしく頑張り屋なシャミ子のことを好きになっていたであろうとしている[54]。
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